知事コメント

来年のＧ７広島サミットに合わせて開催される関係閣僚会合のうち、保健大臣会合が長崎市で開かれることとなりました。この開催を心から歓迎するとともに、長崎開催の決定にご尽力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

長崎は、長崎大学における感染症研究等を通じ世界の医療・公衆衛生分野の発展に貢献してきた実績を有しており、国際社会が直面する様々な保健課題について意見交換を行うＧ７保健大臣会合の最適地であると考えております。

また、長崎と広島は、ともに原爆被爆の惨禍を経験し、核兵器廃絶と世界平和への想いを発信し続けてきた平和都市であり、その両都市でＧ７サミット及び関係閣僚会合が開催されることは、平和のメッセージを世界に発信するうえでも大きな意義を持つと考えています。

さらに、本県は、今月23日に控えた西九州新幹線の開業をはじめ100年に一度の変革の時期を迎えていることから、Ｇ７関係閣僚会合の開催にあわせて本県の多彩な魅力を国内外に発信し、さらなる交流人口の拡大や地域経済の活性化を図ってまいります。

今後、国や長崎市をはじめ、関係機関と連携しながら、万全の準備を進めてまいります。